ベトナムで見かける仏教徒のための精進料理の屋台

こんにちは、私は、ホーチミンに4年在住しています。 ベトナムは、多民族国家であり、菜食主義な仏僧がいます。 そんなお坊さんのために作られたベトナム料理があります。

   

ホーチミン市内を歩いていると、コムチャイ(Com Chay)と書かれたお店が多くあります。 Com Chayとはベトナム語で精進料理のことです。 お寺の前にこういったお店が開かれています。 仏教徒が多く占めるベトナムでは、旧暦の15日にコムチャイ(Com Chay)を食べる様です。 ちなみに、注意していただきたいのが、今回紹介するCơm Chayとは別に、 Cơm Cháyという料理亜あります。aにáという記号がついていますので、別料理です。Cơm Chayは精進料理の意味で、 Cơm Cháyは、お米のおこげ料理になります。

具材を選ぶ

10区のLe Hong Phong通りに精進料理を提供する店があります。仏教寺院にあります。 店に入れば、たくさんのお坊さんに会えます。 (別にお坊さんじゃなくても入れます。) 店には写真のような大きな仏陀の絵がたくさんあります。 店員さんは法衣を着ています。 実は、一回この店、場所を移転しています。2年前と場所が違うんですが、2年前もこの仏教寺院の近くにありました。最初、私は閉鎖したのかと思いました。 そこで、別の店を探そうと周りを歩いていたら、以前の法衣を着た店員さんが 声かけてくれて、移転したことに気づきました。

店舗に入ると写真様に具材が並んでおります。肉料理はこの中にありません。 自分が食べたい具材を選択して法衣を着た店員さんに伝えてください。 取りすぎると値段は上がります。

チャオをつけて豆腐を食べる。

上記の写真は、豆腐と野菜とご飯になります。 ちなみに食べ方ですが、チャオ(Chao)というソースを豆腐につけて食べます。 実は麺料理もあります。 価格は4万ドン前後で、だいたい200円くらいになります。お茶はタダです。

数種類のソース

実は、上記の写真のようにチャオだけでなく、いろんな種類のソースがあります。 全てのソースを把握していませんが、いろんなソースを試してみてください。

菜食主義レストラン

こちらも精進料理を提供する店です。 場所は、10区になります。地図をご確認ください。 店名はSan Mayで、喫茶店みたいな感じです。ちょうちんが、特徴的です。

豆腐と野菜がメイン

メニューはこんな感じです。豆腐と野菜がメインです。どれも200~600円ぐらいします。 精進料理を食べにバイクで行っています。 店の中の写真ですが、こんな感じで、むちゃくちゃ綺麗です。

キノコと空心菜

写真ですが、まずキノコと空心菜と豆腐とご飯になります。この空芯菜ですが、むちゃくちゃ辛いです。パクチのスープもついてきて、4万ドンで200円になります。

キノコとキムチ

次の写真ですが、キノコとキムチと豆腐とご飯になります。空芯菜がこっちにはないです。代わりにキムチがついてきます。横に醤油が置いてあります。(日本の醤油とは味が違います) 値段は6万ドンで300円になります。

パンプキンスープとパン

パンの量が少ないかもですが、こういった料理も、精進料理として食べることができるわけです。 ぜひ、ベトナムに来た方は、精進料理(Com Chay)を試してみてください。