熱帯地域の国で生活していく上での注意点 3つ

こんにちは。私は、東南アジアに四年ほど住んでいます。
移住生活の中で、温帯地域である日本との違いに多く気付きましたので、私の経験をもとに、ここにまとめます。
参考にしてみてください。

  • 1.紫外線に注意する【乾季】
  • 2.スコールの対策【雨季】
  • 3.熱帯地域の蚊に注意する

1.紫外線に注意する【乾季】



熱帯地方に移住したら、海で、「一年中泳ぎたい」と思う方が、いると思いますが、 実際、私は、日中泳ぎたくないです。 熱帯地域の紫外線は、日本の数倍です。 熱帯地方には、二つ季節があります。 それが、乾季と雨季です。ベトナムですと、日本でいう冬の時期、2月あたりが、乾季になります。

乾期の紫外線は、非常に有害であると感じています。 ちなみに紫外線対策を、現地の人達はしています。 例えば、どんなに暑い日でも、帽子と布マスク、さらにサングラスを常に、着用しています。 さらに、現地の人は、長袖の服と長ズボンを履いています。

実は、私も気温が、33度あっても長袖の服と長ズボンを履くことがありますが、少し歩いただけで、汗だらけになります。 紫外線は、皮膚に悪い影響を及ぼします。シミやシワだけでなく皮膚がんなどの原因になっているようです。 太陽光は、熱帯地域にとって、有害なものでしかないです。

なので、海やプールの近くに住んでいても、夜にしかビーチやプールには行きません !

帽子と黒いマスク、さらにサングラスを常に、着用して、さらに長袖長ズボンの服を着ていると、汗を異常にかいて、脱水症状になります。

なので、必ず市販の水を購入しましょう。水はとても安いはずです。ただし、屋台の水は飲みすぎないようにしましょう。 私の経験上、暑いと屋台で、水をたくさん飲んでしまいます。 しかし、屋台の氷は、衛生環境の悪いところで、作られていることがあり、何かのウィルスにかかるリスクがあります。

2.スコールの対策【雨季】



熱帯気候には、サバナ気候という区分があります。サバナ気候は、1年のうち乾季と雨季が明瞭に区別され,気温の年較差が大きい気候をいいます。 サバナ気候に属する地域は、スコールが激しい時期があります。

スコールの時期が来ると、突然風が強くなり、雷が鳴り、大雨が降ります。 30分ぐらいで、この大雨は止みます。 再び晴れますが、道路設備が整っていないところでは、水が道路に溜まった状態になります。 洪水みたいになります。

スコールの時期は、靴は、サンダルにし、通気性の良い乾きやすいデザインの服を着るといいと思います。 スコールの日だからといって、長靴を履くのはやめましょう。 長靴を履いても、浸水した道路は深いので、水が入ったりします。長靴ではなく、サンダルを履くべきです。

何と言っても、サンダルのいいところは、すぐに乾くことです。 靴下なんて絶対吐くべきではないです。 靴は、一度濡れると、乾きにくいですし、すぐにダメになります。

スコールは、待てば数時間で、止みます。 スコールが降ると思ったら、どこかの建物で、スコールが止むまで、待ちましょう。 スコールの時期に必須なものは、サンダル以外に、レインコートもあります。 スコールの時期に傘は、お勧めできません。

スコールが起きているときは、風も強いので、すぐに傘は壊れます。 どうしても外に出る際は、レインコートを着て移動しましょう。

私は、レインコートを常にカバンに入れています。 傘では不可能ですが、レインコートを着たまま、バイクの運転もできます。 スコールが降っているときに、バイクを運転する際は、視界が見えにくいので、ライトをつけて速度を落としましょう。 浸水した道路を、バイクで走行する際は、注意しましょう。 何度かタイヤが、ハマります。

3.熱帯地域の蚊に注意する



熱帯地域では、一年中、夏なので、蚊が飛んでいます。蚊をバカにしてはいけません。 熱帯地域でみかける蚊が、ネッタイシマカです。

縞模様の蚊は、熱帯地域に生息し、多くの日本では見られないような病原体を運んできます。 ちなみに、ネッタイシマカは英語で、Yellow fever mosquitoと言います。 Yellow feverは黄熱病を意味します。 この蚊は黄熱病を媒介します。 その他にも、デング熱やジカ熱、日本脳炎、そしてマラリヤも運んできます。

私は、蚊によってデング熱を経験したことがあります。 私の住んでいたアパートには、よく蚊が飛んでいました。 蚊を媒介する病気は、都市部でも見られます。 熱帯地域の農村部では、日本脳炎やマラリヤなどより多くの病気を蚊が媒介するので、注意してください。 スコールが去った後、蚊がよく飛びます。 外に出る際も、スプレーなどの蚊の対策をしてください。長袖長ズボンを履くのも有効です。

現地で購入した蚊よけのスプレーは、日本のスプレーより匂いも強く、強烈な効果がある気がします。 現地のスーパーで売っているので、購入してみてください。

結論 まとめ

今回の記事をまとめますと、下記のアイテムを常に用意して生活するといいと思いますね。

  • 1.帽子
  • 2.サングラス
  • 3.マスク
  • 4.レインコート
  • 5.サンダル
  • 6.長袖長ズボン
  • 7.蚊よけスプレー

熱帯地域では、あまり外に出ないほうがいいかもしれませんね。 遠出する際は、服装や持ち物に注意しましょう。 スーツなんて、絶対に熱帯地域での生活に向かない格好です。