ベトナムの交通事情と交通ルール まとめ
危険なベトナムの交通事情についてや信号機のルール、横断歩道の注意点を記載します。 右側通行と一方通行の意味についてや専用道路についてもこの記事で記載します。
ベトナムの交通事情について
こんにちは、私は、ホーチミンに4年在住しています。
ベトナムは、交通事情は良くないです。バイクが歩道をものすごい勢いで走りますし、
小道を歩いていると、自動車やバスが歩行者との距離を空けずにギリギリまで迫ってきます。
ベトナムにいて、交通事情はストレスを感じる理由
の一つでもあります。さらに交通事故にあってもそのまま、逃げてしまうことも多いです。
事故に遭わないようにする上で、注意することも必要ですが、交通ルールを少し理解することも必要かと思います。
ちなみに写真の標識ですが、chu ý は、"Caution"で注意の意味です。 "xe ra vào thường xuyên"は
”Car is going in and out regularly”で「定期的な車の出入りに注意」になります。
こういったベトナム語の標識が読めると完璧かなと思います。
信号機のルール カウントダウン方式
ベトナムの信号は日本と若干違います。色の意味は、日本と同じですが、信号機のスタイルは違います。信号の上に表示されている数は、残りの秒数で、カウントダウン方式で待つ信号です。
フィリピンもベトナムの信号機と同じカウントダウン方式です。
このカウントダウンですが、30秒ぐらいで色が変わるため、日本と比べ、早いです。速やかに渡ってください。
ただ横断歩道で絶対に走らないでください!
横断歩道の注意点 右折の時は、赤信号でも、止まらない
ベトナムの横断歩道を渡るときには、しっかり手を上げて、バイクのドライバーに自分の場所を知らせてください。
横断歩道では、走らないでください。少しずつ進んでください。
横断歩道を渡る上で知るべきことは、バイクは、右折の時は、赤信号でも、止まらず進むということです。右折するバイクのドライバーは、信号関係なくそのまま、合流できるのです。
ですので、横断歩道を渡るときには、左右しっかりみてください。赤で止まっているかと思いきや、右折で、止まらないことがあります。
そしてもう一点が、夜のホーチミンの交通に注意してください。理由は、夜は、バイクをみんな飛ばすからです。
普段20km/hの速度しか出していないバイクが、50km/hの速度で飛ばします。横断歩道で平気で、信号無視をうるバイクもあります。夜の交通事故が起こらないよう注意してください。
右側通行と一方通行
各国の交通事情見たとき、マレーシアやインドネシア、タイ、日本は、左側通行になります。
しかし、ベトナム、カンボジア、ラオス、韓国は、右側通行(Keep Right)の原則です。
なので、運転席も日本と逆です。
ベトナムのホーチミン市の例ですと、道路は、「一方通行」が多いと思います。
右側通行(Keep Right)の原則だと思ったら一方通行で衝突しないように注意してください。
例えば地図にあるベンタイン市場から人民委員会庁舎までバイクで行きたかった場合で考えましょう。
同じレタントン通り(Ly Thanh Ton Street)沿いなので、その通りを使おうとしたら、事故に遭います。
なぜなら、レタントン通りは一歩通行だからです。
常にどの道路がどっち方面に一方通行であるか常に認識している必要があります。
ベンタイン市場から人民委員会庁舎までバイクで行く場合、一度、レタントン通り(Ly thanh ton street)と平行で走っているLy Tu Trong Streetまで行って、ぐるりと一周、迂回しないといけません。
現地の人で、迂回することが面倒さくなり、歩道を走る人がいます。歩道での交通事故に注意してください。
カンボジア国境の街モクバイまでの道路
写真の看板は、通りの名前になります。この道が、Truong Chin通りであることを示します。
この看板はホーチミン市のいたるところにあります。ちなみにこのTruong Chin Streetはホーチミンの12区からクチトンネルに続き、さらに先に行くとカンボジア国境の街モクバイに続きます。この通りは、カンボジアに入ってからも、このようなも大きな通りが続き、最終的にバベットからプノンペンまで続きます。輸送トラックなどが多い通りです。
ベトナム国道の走り方
Truong Chin Streetは国道(National Road)へと続きます。国道(National Road)は、ベトナム語で、Quoc Loで、国道1号は、QL1の様に表示されます。国道は、ホーチミン市内の通りに比べ、スピードが早いです。 看板の意味ですが、右側がバイク専用道路、左側が自動車、バス専用道路を意味します。 2車線ずつになりますので、つまり合計8車線になります。信号がない場所でこの国道を横断するのは、不可能です。
海底トンネル内の走行
サイゴン川を渡る方法で、海底トンネルがあります。
Saigon River Tunnelと言います。
ホーチミン5区からVo Van Kiet通りという、サイゴン川saigon riverと平行に走っている大きな長い通りがあり、
この通りの先にこの海底トンネル(saigon river tunnel)があります。走行無料です。