ベトナムでの製品価格の桁の大きさ

ベトナムに来て驚くことは何でしょうか?それは、価格の桁の大きさではないでしょうか。例えば、上の写真をご覧ください。 これは、ベンタイン市場のコーヒーですが、High Land Coffeeの値段はいくらでしょうか? 100グラム10万ドンになります。桁が大きいとはこういうことになります。この記事では、通貨インフレについてと為替レートのドン安について 記載します。

 

単位Kについて

お店に行くと大抵、値段は50Kと略されます。Kは1000(thousand)の意味で、50K(fifity thousand)は、5万ドンの意味です。 店舗に300K(three hundread thousand)と記載があった場合、30万ドンで1500円位になります。 しっかり計算しないとぼったくられますので注意です。 ちなみに私は、大抵、値札の桁がどんなに多くても、「0」ふたつ消して2で割っておおよその日本円での金額を求めています。 上の写真はBo Neという牛肉のお店のメニューですが、Kが使われています。おおよその日本円の値段を計算できますか?

      
                

ドンのインフレーション

ベトナムでは、ドンという通貨を使用します。実は1960年代1ドンという紙幣がありました。 しかし現代ではは流通していません。現在通貨はインフレーションにより1000ドンで買える品物はありません。 もし月3万円のアパートを借りるなら、毎月約600万ドン(six million don)という桁の大きいドンを払うことになります。

ベトナムの通貨には200ドン 500ドン 1000ドン 2000ドン 5000ドン 1万ドン、2万ドン、5万ドン、10万ドン、20万ドン、50万ドンがあります。 ベトナムの通貨ですが、使用する際に観光客が良く間違える注意点があります。それは、50万ドンと2万ドンの色が似ているということです。 どちらも色が青ですが、50万ドンの方が若干大きいです。 なので、色で通貨を覚えてしまうと、二万ドンを出すつもりが、間違えて50万ドンを出してしまうことがあります。注意してください。

200ドンの注意点について

通貨について記載したいことが、200ドンの流通についてです。 200ドンは価値でいうと1円以下ですが、立派なな通貨です。 買い物をしていると時々200ドンがお釣りで返って来ます。

しかし、自分が他の店で買い物をするとお店によっては200ドンで支払おうとすると拒絶される時があります。 何故か理由を聞いてみると小さすぎるからの様です。 結果的に200ドンでなく1000ドンを要求して来ます。 800ドンは返って来ません。 日本円で説明しますと、つまり1円を二枚出すと小さぎると拒絶されて、10円を要求されるということです。 そして、この時10円を払っても、8円返ってこないということです。 どうやら200ドンは低すぎるので通貨として認められていない様です。 私は、200ドンを異常に溜めてしまったことがあります。 まるで200ドンのババ抜きをしている様です。ほとんどの店が200ドンを受け取りません。 200ドンがお釣りで渡された際は、 その受け取った店で次回使うといいでしょう。

カンボジアはドル経済

隣に国のカンボジアは、リエルという通貨があるにも関わらず、皆ドル(USD)を使っています。カンボジアはリエルという通貨を持ってながらも、 ドル経済になります。その理由もリエルの価値が小さすぎるからだそうです。 トゥクトゥクというタクシーを使うとき、カンボジアの通貨リエルを出すと拒絶され、 ドルを要求されたことがあります。

カンボジアの通過はリエルになりますが、流動性がドルよりありません。 プノンペンのストリートフードでは、リエルを使えますが、バイクタクシーであるトゥクトゥク では、米ドルを要求されます。米ドルで支払って、お釣りは、米ドルでなら返りますが、 1ドル以下の場合、セントやリエルとをおつ理として支払ってくれない場合があります。 リエルも使う場所がないと手元に残りやすく、 短期のカンボジア旅行なら、リエルを使い切るのが難しいことがあります。

ところで、通貨リエルの裏に、日本の国旗が書かれているのをご存知でしょうか? 日本がカンボジアにODAでかけた橋である日本友好橋の写真が通貨の裏側に描かれています。