匂いにのきつい世界料理 4選
匂いのきつい料理といえば、日本料理だと納豆がそれに当たります。外国人は納豆があまり好きではありません。 しかし、これから紹介する料理は、納豆以上の匂いを持っています。そして味も濃厚です。匂いのきつい料理どれだけ知っていますか?
Bún đậu mắm tôm, Vietnam   
匂いのきつい料理としてベトナムのブンタウマントムを紹介します。マントムは臭い料理で有名ですが、今から紹介する料理の中では、比較的臭くはないと思います。 実は、食べ方が独特なので、少し簡単に食べ方を説明いたします。 机に置かれた唐辛子が置かれていますので、それをハサミでザクザク切り、マントム(Mam Tom)に入れます。 店員さんがライムを持ってきたら先ほどのハサミで切り、ライムをマントム(Mam Tom)に絞ります。そのあとは、ひたすらかき混ぜます。
上記の写真がマントムで、かき混ぜるとこんな感じになります。写真は完成形ですね。 マントムの正体はエビを発酵させたものですが、エビの匂いはあまりしません。 マントムの匂いは店中に広がっています 店員さんが、上記の写真のような白い麺を固めたブンや豆腐、葉っぱを持ってきたら、それを全てMan Tomに付けて食べます。 ブンはフォーより柔らかい麺でそれを固めています。
กะปิ Kapi, Thailand   
次に紹介するのは、タイのカピですね。 発酵させたエビを練りこまれているご飯をカピと言います。ベトナムのマントムもエビを発酵させたソースでですが、 同じく匂いがあります。味も濃厚です。ベトナムのマントムをご飯に練り込ませた感じです。エビが好きな人はタイのカピが結構好きかもしれません。
Injera Ethiopia እንጀራ
アジアから少し離れます。インジェラという食べ物を知っていますでしょうか?これは東アフリカにあるエチオピアの主食になります。 簡単にいうとクレープみたいな食感ですが、匂いが凄まじいです。鞄の中に入れたら、匂いはあっという間に広がります。 雑巾の匂いがするという人がいるのですが、確かにそんな匂いかもしれません。味ですが、とにかく酸っぱいです。その酸っぱさは、強く、胃液と同じぐらいの酸っぱさを持っています。 インジェラは、Lentil stew(レンズ豆のシチュー)と一緒に食べます。レンズ豆のシチューは辛いですが、インジェラは酸っぱいので、酸っぱさが強く残ります。 インジェラは、テフという穀物の粉を水に溶き発酵させたものを薄く焼いたものです。テフはアミノ酸、タンパク質、鉄分、カルシウム、食物繊維などが豊富にあり、とても体に良いそうです。 ただインジェラはかなり酸っぱいので、単体で食べるのはきついです。レンズ豆のシチューだけでなく、レバノンで食べられるフモスなどとつけて食べたりします。 ちなみにエチオピアでは公用語がアムハラ語語になります。
狗肉(Gǒuròu), Dog meat, China, Vietnam   
中国でよく食べられる犬肉です。犬肉は匂いがきついというより、匂いが独特というのが正しいです。犬肉の料理は様々で、料理の仕方によっては、 匂いが少し治るかもしれません。 犬肉を蒸して食べる方法があります。写真は犬肉の入った鍋になります。
写真ですが、犬肉の太ももを炭火で焼いています。 犬肉の骨は、少し曲がっているのが特徴です。鶏肉はこんなに、いびつに曲がっていませんよね。 なんの肉を自分が食べているか分からなくなったら、骨をみるといいかもしれません。 写真のように曲がった骨なら、それは犬肉かもしれません。 犬肉は他の動物の肉と比較して脂っこいです。油の部分がいっぱい入っています。 その他にも犬肉の血を固めたソーセージもあります。