海外旅行で引き起こるリスク 事故・病気
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海外旅行で引き起こるリスク 事故・病気

海外旅行に行く際に、気をつけるべき点は、日本では見られない病気や渡航先の治安などよる事故 になります。現在私は、東南アジアに移住しておりますが、海外旅行・移住前に必要なリスクの事前確認についてまとめます。

外務省のホームページを確認する 

外務省のホームページを見ると、渡航先の国で、どのような病気が流行っているのかが、記載されています。

世界の医療事情 外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html

では、例として、ベトナムの医療事情を検索して見ましょう。ベトナムは私の移住先の国になりますが、ここに書いてある情報は、一通り読みました。 このサイトで、A型肝炎,B型肝炎,腸チフス,狂犬病といった病気を確認できます。一番良いのは、ワクチンを事前に打つことですが、 疾患によってワクチンを3回打つ必要があったり、健康保険の対象外のため、ワクチンを1回打つ料金は非常に高いです。 ワクチンを打つ必要があるかですが、

・渡航期間
・費用 必要摂取回数
・疾患のリスク

で検討すると良いでしょう。 まず、渡航期間ですが、短い旅行なら、ワクチンを打つ必要性は下がります。費用は、記載した通り、健康保険の対象外になりますので、ワクチンの必要摂取回数も含めて あらかじめ計算の上検討してください。必要摂取回数が多い疾患、例えば狂犬病などですが、医師とスケジュールを組み立てる必要があります。 狂犬病は、3回打つ必要がありますが、摂取する際、日にちの間隔を空けないといけず、3回全て打ち終わるのに、1ヶ月以上かかるわけです。 実際の渡航日まで間に合うのか、逆算する必要があるわけです。 最後に疾患にかかった後のリスクについてです。、例えば狂犬病を例にすると、狂犬病は、日本ではほぼ存在しませんが、東南アジアでは見られます。 一度犬に噛まれたりすると、死に至る率が高い病気です。普通の風邪とは、違うリスクの高い病気です。しかし、全ての渡航者が狂犬病を打てるわけではありません。 ワクチンを打たないで、渡航する場合、どうするべきかですが、外務省のホームページを熟読して、何に気をつけるべきか把握することです。 例えば狂犬病ですが、発症原因は犬肉を食べた場合と犬に噛まれた場合になります。犬に噛まれないために 犬に触らない、近づかないようにすることです。

写真は、ベトナムの犬ですが、放し飼いになっている野犬が多いため注意です。

ちなみに私は、長期滞在を予定していたため、狂犬病は打ちました。 東京ですと品川イーストクリニックで受け付けていますので、地図だけ添付します。

南京虫に注意する

旅をしていると、安宿に泊まれる方もいると思いますが、衛生状態をしっかり確認しましょう。 環境の悪い安宿では南京虫がいて刺されることもあります。対策としましては、対象の安宿がインターネット上にレビュー記事として南京虫被害に ついて書かれていないか確認することです。刺されてしまった場合、抗ヒスタミン剤が必要です。

海外で引き起こる事故

海外で引き起こる事故としては、窃盗や、交通事故だと思います。窃盗に関しては、人混みの多いところに行かないようにすることや、 置き忘れがないようにしましょう。 宿内では、提供された鍵ではなく、個人用の南京錠を購入して、貴重品をセキュリティボックスに入れて管理すべきです。 海外保険の中に、携行保険というのもありますので、調べて見てください。
交通事故ですが、東南アジアでは、交通ルールを守らない人間が多いため、 衝突事故で怪我をしないようにしましょう。舗装されていない道路も多いため、歩行中、 転倒しないようにしましょう。鉄釘などが足に刺さって、破傷風になるリスクもあるので、 予防接種も実施すると好ましいでしょう。

治療救援保険について

私は保険なしで海外の歯医者で受診したことありますが、高額で 虫歯治すだけで100ドル(一万円)程ぶっ飛びました。 治安の悪い国の場合、保険加入も考えていいかもしれません。 保険についてですが、クレジットカードの付帯保険は、最大90日がほとんどです。 90日が過ぎれば、無保険状態になります。クレジットカードの付帯保険とは別に、 JTBなどの保険会社で、加入すると長期プランで、治療救援保険が無制限のプランもあります。
その他、保険には、携行保険というのもあり、これは、盗難に関する保険に なりますが、無制限ではないので、最大の補償額をしっかり確認しましょう。 個人賠償責任保険というのもあり、これは他国で、訴訟された場合に、ある一定額、保証するというものです。

一番良いのは安全に対する意識の向上で、病気や事故に遭わないようにすることです。 リスクの事前調査が必要なわけです。 海外にも病院がありますが、 保険がないと多くの医療費を支払わなくてはならなくなります。 海外旅行・留学保険のサイトは多くありますが、 リスクの事前調査を前提に、 渡航期間と渡航先の特徴から検討しましょう。 もし風邪をひいた場合ですが、症状が軽ければ、現地の薬屋さんに訪問すると安くで済みます。