ベトナムのヤギ肉料理 lẩu dê, để nướng

私は、ホーチミン市に4年在住しています。 少し値段が高めのヤギ肉は、特別な日に食べられます。ヤギ肉は、鍋にして食べたり、 炭火で焼いて食べたりします。

   
   

道端で見つかるヤギ肉

ホーチミン市を散歩していると写真のようなヤギの頭だったり、生のヤギ肉が吊るされています。道端で、ヤギ肉を購入できます。

   
   

ヤギ鍋 Lẩu Dê

ヤギ肉の食べ方の一つが、鍋として食べる方法です。 ベトナム語でLẩu Dêと言います。 Lẩuは、ベトナム語で、”Hot Pot”でDêは、”Goat”のことです。 ヤギ肉の鍋料理になります。 鍋の中には山羊肉の他に、豆腐と野菜が入っています。鍋は炭火で、熱します。 チャオ(Chao Sauce)は、”Fermented Bean Curd”と言われ、豆腐を発酵させたソースで、匂いに癖があり、唐辛子も入っていて、痺れるような辛さです。 鍋に汁がなくなると店員さんが水を入れてくれます。 ヤギ肉を食べた後ですが、ブン(bun)という白くて柔らかい米粉麺を鍋に入れます。 (しゃぶしゃぶの後にうどんを入れる様なイメージです。) 値段は10万ドンで500円くらいになります。

ヤギ肉の焼肉 để nướng

ヤギ肉の焼肉をđể nướngと言います。 đểはベトナム語で”Goat”で、Nướngは”Grilled"で、để nướngはヤギ肉の焼肉 という意味になります。 ヤギ肉の焼肉は炭火を使って焼きます。 ヤギ肉をしっかり焼いたら、ヤギ鍋でも出てきた、チャオ(Chao Sauce)をつけます。 チャオ(Chao Sauce)は、”Fermented Bean Curd”と言われ、豆腐を発酵させたソースで、 匂いに癖があり、唐辛子も入っていて、痺れるような辛さです。 そのあと炭火で一緒に焼いた空芯菜とヤギ肉をライスペーパに巻いて食べます。 ライスペーパは、そのままだと硬くて巻きにくいです。 店員さんが氷を持ってくるので、その氷をライスペーパーに塗ることで、 柔らかくなり、ヤギ肉を巻きやすくなります。