フランスの影響を強く受けるベトナム料理

私はベトナムのホーチミン市に移り住んで今年で4年目になります。ベトナムの観光地の建物などは、 フランス統治時代の影響を受けたヨーロッパ風のコロニアル様式が多いです。有名なオペラハウスや郵便局がその一例です。 しかし食文化についてもフランスの影響を大きく受けているうように感じます。 ボネー(Bò Né)やバインミー(Banh Mi)、ベトナムコーヒーなどその例です。

屋台で売られるビーフステーキ Bò Né

ベトナムには様々な屋台料理があります。よく見かける屋台である Bò Né(ボネー)もその一つです。Bò NéのBòは、ベトナム語でBeefを意味します。 Bò Né(ボネー)は、ビーフステーキ料理です。 看板に、Three Ngon Bò Néとあります。 これは、BeefとOmlet, Bacon or Sausageの3つを意味します。 Ngonはベトナム語でDelicious(美味しい!)なので、3つの美味しいBò Néという意味になると思います。

道端でビーフステーキを食べる

ちなみに食べ方ですが、パンと一緒に肉と野菜を食べます。この食べ方は、大きく西洋の影響を受けていると言えます。どこのBo Neの店で食べても、”Buy one dish, get one free coke"と書かれています。Bo Neの店は、たくさんありますが、どこも必ずコーラが無料でつきます。 コーラがついて全部で値段は、3万ドン(150円)になります。安いですね。 少し量が少ないですが、晩飯としてよく食べています。 ちなみに、ホーチミン市だけでなく、他の省でもBò Néの店舗を見かけます。